ここに いる

ここに いる

2020年7月30日

作:あおきひろえ

定価:1500円+税

ISBN978-4-86702-046-3
対象年齢:小学校低学年から
ページ:32ページ
25.5 ×22cm

はたらくことが大好きだったおとうさん。わたしたちをひざに座らせて、よく万年筆で絵を描いてくれたね。中学生、高校生と成長するにつれ、わたしの夢を支えてくれる存在に。大きくなって、家を出て結婚すると、おとうさんはおじいちゃんになりました……。たびだちのとき、にわの花たちがいっせいに咲いて、さよならと言っているように見えました。 おめでとう おめでとう この人生をまっとうした おとうさん おめでとう おとうさんとわたしの日々、その最期の日までをしみじみと、色あざやかに描き出します。 だれもが自分を重ねて読むことができる、人生が愛おしくなる絵本。

 

<作家紹介>

あおき ひろえ(絵本作家・イラストレーター)

愛知県豊橋市生まれ。絵本に『パパとぼく』『夏平くん』(ともに絵本館)、『ハルコネコ』(教育画劇)、『からあげ』(アリス館)、『みずやりとうばん』(くすのきしげのり作 廣済堂あかつき)、『おいせまいり わんころう』(長谷川義史絵 ブロンズ新社)など多数。絵本のほか、装丁、挿画、広告など幅広く手がけ、エッセイ集『行ったり来たり寝転んだり』(新日本出版社)も刊行。落語好きが高じて、自宅を寄せ小屋にした『ツギハギ荘』の席亭も務めている。

 

*書評掲載情報

・北海道新聞2020年8月23日 親と子サンデーほん

・東京新聞9月18日 えほん

・朝日新聞2020年9月26日 子どもの本棚

・しんぶん赤旗2020年9月26日 子どもの本

・NHK ラジオ「落合恵子 絵本の時間」

・聖教新聞2020年10月25日「この本よんで! 親子の読書」

・子どもの本棚(日本子どもの本研究会)2021年1月号

 

テキストのコピーはできません。