ピーターラビットのふるさとをまもりたい

ピーターラビットのふるさとをまもりたい

2020年11月25日

文:リンダ・エロビッツ・マーシャル 絵:イラリア・アービナティ 訳:おびかゆうこ

定価:1600円+税

ISBN978-4-86702-056-2 
対象年齢:小学校低学年から
ページ数:33ページ
サイズ:22.2×28.5cm

自然がいっぱいのいなかが大すき。

ペットのウサギやカエル、ネズミを絵にかいて、おはなしをつくるのもとくいです。

そんな女の子がいまにのこる、すばらしい仕事をなしとげました……

 

いたずらうさぎ「ピーターラビット」を生み出した絵本作家ビアトリクス・ポターの初めての伝記絵本。

自然と動物が大好きな子ども時代から、女性だからという理由でなかなか本の出版ができなかった苦労、自然保護や地域を支える活動に力を尽くした晩年まで、色鮮やかなイラストともに、描き出しました。

 

<作家紹介>

文:リンダ・エロビッツ・マーシャル LINDA ELOVITZ MARSHALL

アメリカ東部の都市、ボストン近郊で育つ。児童教育を教える仕事に従事したのち、子どもの本の作家となる。これまで20冊近い本を出版し、数々の賞を受賞。本屋の経営や、文化人類学の博士号を目指すなど、様々な経歴をもつ。旅と水泳と読書を愛し、ニューヨーク郊外にある農場と市内を行き来しながら夫と暮らす。農場で4人の子どもとヒツジを育てた。

 

絵:イラリア・アービナティ ILARIA URBINATI

イタリア北西部の美しい町、トリノ在住のイラストレーター。ビアトリクス・ポターのように、いつも絵を描いている。今は、コンピューターと水彩を使った制作に夢中。また、川のある公園をゆっくり散歩し、リスや小鳥と出会い、イヌやネコとふれあうことを楽しんでいる。いつか、本と絵にかこまれた家でネコと暮らすのが夢。

 

訳:おびかゆうこ (小比賀優子)

東京生まれ。国際基督教大学語学科を卒業し、出版社勤務、ドイツ留学を経て、子どもの本の翻訳を始める。訳書に、『嵐をしずめたネコの歌』(徳間書店)、『おばあちゃん、ぼくにできることある?』(偕成社)、『くまくん、じゅんびはオーケーかい?』(マイクロマガジン社)、『ぼくは発明家~アレクサンダー・グラハム・ベル』(廣済堂あかつき)などがある。

 

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